「三菱地所って倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」
そうお悩みの就活生の方向けに、三菱地所の選考突破のコツや内定獲得のための対策方法をまとめました!
「三菱地所に行きたいけど、受かるかどうか不安…」
自分の合否が不安な人や志望企業に合格するために必要な能力を知りたい人は合格可能性を診断してみましょう。

三菱地所のガクチカ・志望動機の回答例
ガクチカの回答例(ABABA編集部作成)
大学時代に最も力を入れたのは、テニスサークルで副代表として初心者向けの練習環境を改善したことです。100名を超える大所帯のサークルで、経験者中心の練習により初心者が参加しにくい雰囲気がありました。新入生から「ついていけない」という声を聞いた時、この状況を変えなければと強く感じました。まず初心者一人ひとりと面談を行い、どのような支援が必要かを丁寧に聞き取りました。その上で、レベル別の練習時間を設けたり、経験者と初心者のペア制度を導入したりしました。経験者からの反対意見もありましたが、粘り強く説得を重ねました。結果として新入生の継続率が前年度より20%向上し、サークル全体の活気が高まりました。この経験から、多様な人々が共存できる環境づくりの重要性を学びました。
志望動機の回答例(ABABA編集部作成)
私が三菱地所を志望する理由は、多様な人々が自然に交流し、コミュニティが生まれる街づくりを実現したいと考えるからです。ゼミでの都市経済学の研究を通じて、商業施設やオフィスビルが単なる建物以上の価値を持つことを学びました。特に丸の内エリアの視察で、働く人々が憩い、地域住民も集える空間設計に感銘を受け、建物が人と人をつなぐプラットフォームとして機能していることに街づくりの本質を見出しました。テニスサークルでの経験から、異なる背景を持つ人々が共存できる環境づくりの重要性を実感しており、街づくりにおいても世代や職業を超えた交流が生まれる仕組みを考えたいのです。オフィスワーカーと地域住民、国内外の観光客が自然に出会える空間設計や、地域の歴史と最新技術が融合した施設の企画に携わり、100年後も人々に愛され続ける街を創り上げることが私の目標です。
三菱地所の本選考の選考フロー

エントリーシート(ES)・Webテスト(TG-WEB)
この段階では自分史を中心とした独特なES設問とTG-WEB形式のWebテストがあります。ESでは小学校から大学まで各時代の自分史を記述し、その中で最も自分らしいエピソードの選定と志望動機の構築が求められます。通常ルートと短縮ルートがあり、インターンシップやOBOG訪問での評価によって選考フローが変わる場合があるとされています。
グループディスカッション
複数名でのディスカッション形式です。チームワークや議論をリードする力、他者の意見を聞く姿勢を意識して臨みましょう。短縮ルートの場合はこの段階が免除される場合があるとされています。
一次面接(個人面接)
現場社員との個人面接で、ESに記載した自分史の内容の深掘りが中心です。各時代のエピソードの詳細や、そこから得た学び、志望動機との関連性を説明できるようにしておきましょう。短縮ルートの対象者はこの段階も免除される場合があるとされています。
二次面接(個人面接)
一次面接よりもさらに深い質問を想定し、志望動機の妥当性やキャリアビジョンの明確性を示せるように準備しておきましょう。三菱地所で実現したい街づくりのビジョンと、それを支える具体的な根拠を論理的に説明できることが大切です。
最終面接(役員面接)
役員クラスとの面接で、技術的な能力よりも人柄や価値観の適合性を見る質問が中心になると考えておきましょう。長期的なキャリアビジョンや三菱地所の企業文化への理解度を深く質問されても答えられるように準備しておくことが大切です。
三菱地所の本選考ES
設問①
小学校時代の自分史(200~300文字)
小学校時代は、熱中していた活動を中心に、どのような経験を通じて考え方や行動が変わったかを書きます。習い事やクラスでの役割など、現在の自分の基盤となる資質がこの時期にどう形成されたかを示すよう意識しましょう。
設問②
中学校時代の自分史(200~300文字)
中学校時代は、生徒会や部活動など力を入れた活動を通じて、リーダーシップや目標達成への姿勢を示すと良いでしょう。苦手なことを周囲と協力して克服した経験などを含めると、困難への向き合い方も伝わります。
設問③
高校時代の自分史(200~300文字)
高校時代は、将来への意識の芽生えや自己成長への取り組みを書くと、大学時代や志望動機へのつながりが見えやすくなります。部活動などで周囲をまとめた経験があれば、具体的な成果も示しながら、自分の強みを明確に表現しましょう。
設問④
大学・大学院時代の自分史(400~600文字)
大学・大学院時代は文字数が多いため、ゼミ・サークル・アルバイトなど複数の軸で書くこともできます。それぞれの経験の成果を具体的に示し、各経験に共通する一貫した学びを示しましょう。
設問⑤
最も自分らしいエピソードとその理由(400文字以内)
自分らしさが最も表れている経験を1つ選び、その経験が自分らしさを表している理由を明確に説明しましょう。問題発見から解決策の実行までのプロセスを具体的に描き、そこに表れている価値観や性格を言語化することが大切です。関係者の意見を聞いて最適解を見つける姿勢など、行動の特徴も自分らしさとして言語化すると伝わりやすくなります。
設問⑥
三菱地所でやりたいことと成し遂げたいこと(500文字以内)
上の志望動機の回答例では、多様な人々が交流できるコミュニティ創出を軸とした街づくりへの想いを書いています。ゼミでの学びや現地を歩いた経験など、街づくりへの関心の根拠となる経験と関連付けることで一貫性が生まれます。具体的な業務イメージと長期的なビジョンを示し、三菱地所への志望度の高さを伝えましょう。
三菱地所の本選考グループディスカッション
進め方のポイント
グループディスカッションでは、与えられたテーマについて、限られた時間の中でチームとしての結論を導き出す必要があります。多角的な視点で議論できるよう、メンバーの意見を引き出しながら進めましょう。
司会役を担う場合は、メンバー全員の意見を聞きながら議論を進行しましょう。発言の少ないメンバーには、相手の経験に結びつけた具体的な質問を投げかけることで、全員参加の議論にできます。議論が脱線しそうになった時の軌道修正や、時間管理も大切です。
三菱地所の本選考一次面接
聞かれやすい内容
一次面接では、自己紹介の後、ESに書いた大学時代の経験の深掘りが考えられます。「具体的にどのような課題があったのか」「なぜそのような解決策を思いついたのか」「実行する際にどのような困難があったのか」といった質問に答えられるようにしておきましょう。
志望動機では、「なぜデベロッパーを志望するのか」「なぜ三菱地所なのか」という基本的な質問から、「将来どのような街づくりに携わりたいか」という具体的なビジョンまで答えられるようにしておくことが大切です。他社の選考状況を聞かれた場合も、一貫した志望動機を示せるようにしておきましょう。
丸の内エリアなど三菱地所が手がけた街を実際に歩き、働く人々や訪れる人々の様子を観察しておくと、街の魅力を自分の言葉で具体的に語れるようになります。自分の経験とどう重なるかまで説明できると説得力が増します。
逆質問
逆質問では、「若手社員の成長支援について」や「実際の業務の進め方について」などの質問が考えられます。研修制度や人事ローテーション、プロジェクトチームでの役割分担や関係者との調整方法などを聞くと、入社後のキャリア形成のイメージが具体的になります。
三菱地所の本選考二次面接
聞かれやすい内容
二次面接では、ESの各時代のエピソードについて、それぞれ詳しく質問されることを想定しておきましょう。「なぜそう考えたのか」「他にどのような選択肢があったか」「その経験から何を学んだか」といった思考プロセスまで説明できるようにしておくことが大切です。
「丸の内に足りないものは何だと思いますか?」のように、三菱地所が手がける街について意見を求める質問も考えられます。現地を歩いて自分なりの考えを持ち、具体的な提案まで話せるようにしておきましょう。
海外での仕事や、10年後、20年後のキャリアプランについての質問も考えられます。長期的な視点での成長意欲を伝えられるように準備しておきましょう。
逆質問
逆質問では、「海外プロジェクトでの若手の役割について」や「地域住民との合意形成プロセスについて」などの質問が考えられます。デベロッパーの仕事の幅広さを理解するのに役立ちます。
三菱地所の本選考最終面接
聞かれやすい内容
最終面接は役員クラスとの面接で、技術的な能力よりも人柄や価値観の適合性を見る質問が中心になると考えておきましょう。
志望度の確認として、「三菱地所は第一志望ですか」「内定を出した場合入社していただけますか」といった直球の質問も考えられます。第一志望であれば、その理由を、選考を通じて感じたことや自分の価値観との一致と結びつけて具体的に説明できるようにしておきましょう。
「学生時代に最も誇れる経験は何ですか」「困難な状況をどう乗り越えてきましたか」「周りの人からどのような人だと言われますか」といった人柄を確認する質問や、「100年後も残る街づくりについてどう思いますか」のような質問にも、自分の考えを述べられるようにしておきましょう。
逆質問
逆質問では、「入社後の研修制度について」や「若手社員が活躍できる環境について」などの質問が考えられます。三菱地所で働くイメージを具体的にするのに役立ちます。
三菱地所の選考を最後まで受けた経験は、次のスカウトに活かせる|ABABA
ABABAは、就活の過程が評価されるスカウト型の就活サービスです。最終面接まで進んだ経験を登録すると、その経験を評価した企業からスカウトが届きます。
三菱地所の本選考突破のコツ

三菱地所の本選考を突破するためのコツ
三菱地所の選考で最も重要なのは、志望動機の明確化です。
「なぜデベロッパーなのか」「なぜ三菱地所なのか」という問いに対して、自分の経験に基づいた説得力のある回答を準備する必要があります。そのためには徹底的な企業研究が不可欠で、公式サイトや説明会だけでなく、実際に丸の内エリアを歩き、三菱地所が手がけた建物や街を自分の目で見ることが重要です。
チームワーク経験の整理も欠かせません。
デベロッパーの仕事は多くの関係者との協働が不可欠であるため、チームをまとめた経験や困難を乗り越えた経験を具体的に整理しておく必要があります。単に成功体験を語るのではなく、困難にどう向き合い、どのような解決策を考え実行したのか、そしてそこから何を学んだのかまで深く掘り下げて準備しましょう。
自分らしさのアピールも重要です。
採用数が少ないからこそ、短時間で自分の個性を伝えることが求められます。他の学生と差別化できる確固たる強みを見つけ、それをESや面接で一貫してアピールすることが大切です。
面接の対策としては、自分の経験を整理し分かりやすく伝える練習が必要です。
技術的な能力よりも人柄や価値観を重視するので自分自身の経験を書き出し、そこから生まれる強みを正しく伝えられるようにしましょう。また深掘り質問も多くあるため、論理的に自分の考えを伝え、具体例を出して説得力を高めることを意識してください。
三菱地所を受ける人へのアドバイス
OBOG訪問を積極的に活用することをお勧めします。
可能な限り多くの社員の方にお話を伺い、リアルな働く環境や仕事のやりがいについて情報収集しましょう。実際の業務内容や職場の雰囲気、キャリア形成の道筋について生の声を聞くことで、面接での志望動機により説得力を持たせることができます。
長期的視点の重要性も意識してください。
街づくりは長期間にわたるプロジェクトであり、目先の利益ではなく100年後の社会を見据えた視点を持つことが大切です。自分が描く街づくりのビジョンを具体的に語れるよう準備しておきましょう。
ESの自分史については、単なる出来事の羅列ではなく、その経験から何を学び、どのような人格が形成されたのかを明確に示すことが重要です。各時代のエピソードに一貫性を持たせ、それが現在の自分にどうつながっているかを論理的に説明できるよう準備しましょう。
最後に、面接では素直さと誠実さを大切にしてください。背伸びをせず自分らしさを素直に伝えることが最も重要です。準備は入念に行いつつも、面接では自然体で臨むことを心がけてください。
三菱地所の選考に関するよくある質問
三菱地所の選考フローは?何次面接まである?
ES・Webテスト(TG-WEB)→グループディスカッション→一次面接→二次面接→最終面接という流れで、面接は計3回です。ESは小学校から大学までの自分史を詳細に記述する独特な設問が特徴。なお通常ルートと短縮ルートがあり、インターンシップやOB・OG訪問での評価によってグループディスカッションや一次面接が免除される場合があるとされています。年度や職種によって選考内容が変わる場合があります。
三菱地所の最終面接の通過率・難易度は?
通過率は公表されていません。二次面接の段階から、志望動機の妥当性やキャリアビジョンの明確性、三菱地所で実現したい街づくりのビジョンとその具体的な根拠を論理的に説明できるように準備しておきましょう。自分史と志望動機を結びつけた一貫性のある説明が対策の要点です。
まとめ
三菱地所の選考対策は、自分自身の価値観や将来への想いを深く見つめる機会になります。
街づくりを通じて社会に貢献したいという想いを持つ方には、非常にやりがいのある会社だと思います。選考は決して簡単ではありませんが、本気の気持ちと十分な準備があれば、必ず道は開けると信じています。
三菱地所を志望される皆さんが、悔いのない就職活動を送られることを心から願っています。


監修者:久保駿貴(くぼしゅんき)