KPMGの選考フロー・本選考対策まとめ!ES・面接のポイントを徹底解説

KPMGの本選考対策
監修者について
監修者:久保駿貴(くぼしゅんき)
監修者:
久保駿貴(くぼしゅんき)
株式会社ABABA 代表取締役社長 1997年生まれ、兵庫県明石市出身。岡山大学在学中、最終面接で不採用となった友人の姿をきっかけに、選考プロセスそのものが評価されるスカウト型就活サービス『ABABA』を創業。26歳(当時最年少)で経団連に入会したほか、経済産業大臣賞の受賞や「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」「Forbes 30 UNDER 30 Asia」選出など受賞歴多数。TOKYO MX『堀潤Live Junction』にてコメンテーターも務める。中・高校理科教員免許保持。

「KPMGって倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」

そうお悩みの就活生の方向けに、KPMGの選考突破のコツや内定獲得のための対策方法をまとめました!

これからKPMGを受ける方や、KPMGを志望している方必見の内容となっておりますので、本記事を見ながらKPMG本選考突破のための対策を進めてみてくださいね。

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目次

KPMGのガクチカ・志望動機の回答例

ガクチカの回答例(ABABA編集部作成)

私が学生時代に最も力を入れて取り組んだことは、サッカーサークルの代表として組織変革を実行し、低迷していたチーム全体の活動を再活性化させたことです。就任当初、サークルは練習参加率40%という深刻な状況に陥っており、メンバー間の温度差や派閥対立が表面化していました。私はこの問題に対し、まず60名全員との個別面談を通じて課題の根本原因を探りました。その結果、技術レベルの格差による疎外感と、組織としての明確な目標の欠如が主要因であることが判明しました。解決策として、レベル別練習体制の導入と短期・中期目標の設定を提案し、運営陣と綿密な協議を重ねながら段階的に実行しました。また、定期的な全体ミーティングを新設し、メンバー同士の意見交換を促進する環境を整備しました。この取り組みにより、練習参加率は85%まで向上し、退部者を前年比70%削減することに成功しました。この経験を通じて、表面的な現象ではなく本質的な課題を特定する重要性と、関係者全員を巻き込んだ解決策の実行力を身につけることができました。

志望動機の回答例(ABABA編集部作成)

私がKPMGコンサルティングを志望する理由は、サッカーサークルでの組織変革経験を通じて実感した「人や組織の本質的な課題解決による価値創造」を、より大きなスケールで実現したいと考えるからです。サークル代表として60名のメンバーが抱える多様な課題に向き合った際、表面的な対処療法ではなく根本原因を特定し、一人ひとりに寄り添いながら組織全体の成長を支援することで、大きな変革を実現できることを学びました。この経験から、企業が直面する複雑な経営課題についても、同様のアプローチで本質的な解決策を提供できるコンサルティングという仕事に強い魅力を感じています。数あるコンサルティングファームの中でKPMGを選ぶ理由は、「人を大切にする」という企業理念のもと、クライアントの真のニーズに寄り添い、長期的な信頼関係を築く文化があると感じるためです。また、少数精鋭の組織として一人ひとりの成長を重視する環境が、私の持つ人間理解力とリーダーシップを最大限に活かせる場だと確信しています。人間科学の学びで培った人間行動への洞察力と、実際の組織運営経験を組み合わせ、クライアントの持続的成長に貢献できるコンサルタントとして貢献したいと考えています。

KPMG本選考の選考フロー

ES・Webテスト

選考はエントリーシートの提出とWebテストの受験から始まります。WebテストはSPIではなく玉手箱形式で、言語・非言語・英語・性格検査が含まれます。玉手箱は回答時間が短いため、事前の対策が必要です。特に計数分野では素早い計算力が求められ、電卓の使い方にも慣れておく必要があります。ESでは志望動機や学生時代に力を入れたことなど、基本的な設問が出題されます。

オンラインケース面接

書類選考を通過すると、オンラインでのケース面接があります。録画形式で実施され、画面上に表示される資料を読み込んでから設問に答える形式です。与えられた時間内で課題を分析し、構造的に整理して解決策を提案する必要があります。コンサルタントに必要な論理的思考力が問われるステップです。

ジョブ型選考

次にジョブ型選考が実施されます。10名程度のグループで2回ディスカッションを行う形式です。チームワークや議論をリードする力、他者の意見を聞く姿勢などを意識して臨みましょう。

1次面接

現場のコンサルタントとの個人面接です。ESの内容の深掘りに加え、志望動機や将来のキャリアプランについて詳しく聞かれることを想定しておきましょう。面接時間は約30分です。

人事面接

マネージャークラスとの面接で、より戦略的な思考力を問われる内容です。コンサルタントに求められる能力や、困難な状況での対処方法に関する質問に加え、簡単なケース問題が出題されることもあるため、その場で考えて回答する準備をしておきましょう。

最終面接

パートナークラスとの面接です。技術的な能力よりも、人柄や価値観の適合性を見る質問が中心になると考えておきましょう。長期的なキャリアビジョンや、KPMGの文化への理解度を深く聞かれても答えられるように準備しておくことが大切です。

KPMGの本選考ES

設問① 

KPMGコンサルティングを志望する理由をご記入ください。(400字以内)

上の志望動機の回答例では、サッカーサークルでの代表経験を起点として、組織課題の根本解決に対する関心からコンサルティング業界への志望動機を組み立てています。単なるコンサルティングへの憧れではなく、具体的な経験に基づいた動機を示すことが大切です。また、数あるコンサルティングファームの中でKPMGを選ぶ理由を挙げ、他社との差別化を図りましょう。自身の強みを入社後にどう活かせるかまで言及すると、企業との適合性が伝わります。

本選考1次面接

聞かれやすい内容

1次面接では、まずESに記載した学生時代の経験の深掘りが考えられます。「どのような課題があったのか」「どうやって課題を特定したのか」「解決策を実行する際の困難は何だったか」など、具体的なプロセスを掘り下げられても答えられるようにしておきましょう。

次に、志望動機についての質問です。「なぜコンサルティング業界なのか」「KPMGを選んだ理由は何か」といった基本的な質問に加え、「他社との違いをどう理解しているか」まで答えられるように準備しておきましょう。

また、「あなたの強みを具体的なエピソードとともに教えてください」「将来のキャリアプランをどう考えていますか」といった質問も考えられます。

単に準備した回答を述べるのではなく、自然な対話を心がけることが重要です。自分の経験から学んだことや成長した点を明確に伝え、その学びをコンサルティングの仕事にどのように活かせるかも併せて説明しましょう。

逆質問

1次面接の逆質問では、たとえば「現場のコンサルタントとして、どのような時にやりがいを感じますか」「新卒で入社した場合の成長支援体制について教えてください」「クライアントワークで特に印象に残っているプロジェクトがあれば教えてください」などが考えられます。単に企業情報を聞くのではなく、面接官自身の経験や考えを聞くと、より深い対話につながります。

本選考人事面接

聞かれやすい内容

人事面接はマネージャークラスとの面接で、1次面接よりも戦略的な思考力を問われる内容です。「コンサルタントに必要な能力は何だと思いますか」「クライアントとの関係構築で重要だと考えることは何ですか」といった、コンサルタントとしての適性を問う質問に備えておきましょう。

また、「困難な状況に直面した時のあなたの対処方法を教えてください」のような質問には、具体的なエピソードを交えて回答できるようにしておくことが大切です。

さらに、簡単なケース問題が出されることもあります。限られた時間の中で課題を構造化し、論理的に解決策を提案できるように練習しておきましょう。

論理的思考力だけでなく、クライアントとのコミュニケーション能力や、困難な状況での対応力も示せるように意識しましょう。準備した回答だけでなく、その場での思考プロセスを明確に示すことが重要です。

逆質問

人事面接の逆質問では、たとえば「KPMGが他社と差別化できている点は何だと思いますか」「マネージャーとして若手コンサルタントを育成する際に重視していることは何ですか」「今後のKPMGの戦略的方向性について教えてください」といった、より戦略的な観点からの質問が考えられます。

本選考最終面接

聞かれやすい内容

最終面接はパートナークラスとの面接です。技術的な能力よりも、人柄や価値観の適合性を見る質問が中心になると考えておきましょう。

「なぜこの業界、この会社を選んだのか改めて教えてください」「10年後、どのようなコンサルタントになっていたいですか」「KPMGの文化についてどのような印象を持っていますか」といった、長期的な視点での質問が考えられます。

「あなたにとって仕事とは何ですか」のような抽象度の高い質問にも、自分なりの答えとその理由を説明できるようにしておきましょう。

また、「入社後、どのような分野に興味を持って取り組みたいですか」という質問には、具体的な分野名を挙げながら、なぜその分野に興味を持っているかを説明できると説得力が増します。

最終面接では、これまでの回答との一貫性を保ちながら、自分の価値観や将来への想いを素直に伝えることを意識しましょう。取り繕った回答よりも、自分らしさを伝えることが重要です。

逆質問

最終面接の逆質問では、たとえば「KPMGが目指す組織文化について教えてください」「コンサルティング業界の今後の展望についてどのようにお考えですか」「入社後に期待される役割について教えてください」といった質問が考えられます。企業のビジョンや将来性について、パートナーの考えを直接聞けるような質問を意識しましょう。

KPMGの選考を最後まで受けた経験は、次のスカウトに活かせる|ABABA

ABABAは、就活の過程が評価されるスカウト型の就活サービスです。最終面接まで進んだ経験を登録すると、その経験を評価した企業からスカウトが届きます。

KPMGの本選考突破のコツ

KPMGの本選考を突破するためのコツ

まず最も重要なのは論理的思考力の徹底的な鍛錬です。コンサルティング業界では論理的思考力が最も重要な能力となります。ケース問題の練習は必須ですが、日常の課題についても「課題の構造化」「原因の深掘り」「解決策の立案」という思考プロセスを習慣化することが大切です。たとえば、日常生活の中で気になった社会課題について友人とディスカッションし、論理的に議論する練習を重ねる方法があります。

次に、ESでの差別化が重要です。単に優秀なエピソードを書くのではなく、「なぜその経験をしたのか」「どのような思考プロセスで課題解決に取り組んだのか」「その経験から何を学んだのか」を明確に示すことが重要です。特に、「課題の本質を見抜く力」を示せるよう、表面的な解決策ではなく根本的な課題解決に取り組んだ経験をアピールすることをおすすめします。

面接では、準備した回答を暗記して話すのではなく、面接官との自然な対話を心がけることが重要です。取り繕った回答は見抜かれやすいものです。自分の考えや価値観を率直に伝え、分からないことは素直に「分からない」と言う誠実さも大切です。

企業研究の徹底も欠かせません。KPMGの事業内容、文化、最近の取り組みについて深く理解することは必須です。ただし、単に情報を覚えるだけでなく、「なぜKPMGでなければならないのか」を自分なりの言葉で説明できるようになることが大切です。OB/OG訪問などを通じて、職場環境や仕事内容への理解を深めておくと良いでしょう。

論理的思考力の対策としては、友人や同級生と練習するのが効果的です。

様々なお題を出し合い、まずは詰まらずに話し続けることを目標に練習しましょう。最初は難しくても回数をこなすうちに徐々に対応力が上がってきます。実際の面接では、相手の意見や状況をまず理解し、論理的に自分の考えを伝え、具体例を出して説得力を高めることを意識してください。

KPMGを受ける人へのアドバイス

選考難易度の高い企業だが、しっかりと準備をして自分の魅力を伝える努力をすることが重要

大切なのは、「なぜコンサルタントになりたいのか」「なぜKPMGなのか」という根本的な動機を明確にすることです。その動機が明確であれば、選考の各ステップで一貫した回答ができ、面接官にも説得力を持って伝わります。

また、選考は単なる評価の場ではなく、企業と自分の相性を確認する場でもあります。緊張しすぎず、「KPMGで働く自分」を面接官の方々にイメージしてもらえるような対話を心がけてください。

準備においては、ケース問題の練習やESの推敲はもちろん重要ですが、それ以上に自分自身と向き合い、なぜコンサルタントを目指すのか、どのような価値を提供したいのかを深く考えることが大切です。

KPMGの選考に関するよくある質問

KPMGの選考フローは?何次面接まである?

ES・Webテスト(玉手箱・英語含む)→オンラインケース面接(録画形式)→ジョブ型選考(10人程度で2回のディスカッション)→1次面接→人事面接→最終面接という流れで、面接は計3回です。1次面接は現場のコンサルタントとの約30分、人事面接はマネージャークラスとの面接でケース問題も出題、最終面接はパートナークラスとの面接です。年度や職種によって選考内容が変わる場合があります。

KPMGの最終面接の通過率・難易度は?

通過率は公表されていません。最終面接はパートナークラスとの面接で、技術的な能力よりも人柄や価値観の適合性を見る質問が中心になると考えておきましょう。前段のケース面接やジョブ型選考で論理的思考力が問われるため、段階ごとに対策の軸を変える準備が有効です。

まとめ

KPMGコンサルティングの本選考は、「ES・Webテスト → オンラインケース面接 → ジョブ型選考 → 1次面接 → 人事面接 → 最終面接」という流れです。各ステップで論理的思考力、コミュニケーション能力、企業との適合性が総合的に評価される構造となっています。

成功のポイントは、徹底した準備と自然体での対話のバランスを取ることです。特に、「課題の本質を見抜く力」と「相手の立場に立って考える力」を、選考全体を通じて示せるように準備しましょう。

コンサルティング業界は確かに厳しい世界ですが、その分得られる成長と充実感は計り知れません。KPMGを目指す学生の皆さんには、しっかりと準備をして、自分らしさを大切にしながら選考に臨んでいただきたいと思います。

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