最終面接に合格しても、稀に内定や内々定が出ないケースがあります。本記事では、最終面接に合格したのに内定が出ないケースの具体例や、最終面接合格後に注意すべきポイントを紹介します。最終面接や内定通知で不安を抱えている方は、参考にしてみてください。
最終面接合格は内定ではない?
最終面接合格は非常に重要な選考過程であり、新卒採用においては多くの企業で最終面接の合格が内定や内々定に直結します。しかし、場合によっては最終面接合格後に内定が出ないケースもあります。
最終面接通過と内定は別物
最終面接の通過と内定は、厳密には別物です。
最終面接の通過は、就活生の能力が企業の求める基準に達していることを意味しますが、即座に内定がでるとは限りません。「最終面接に合格しました」「最終面接を通過しました」とだけ案内がきた場合、内定や内々定がでていない可能性があります。
最終面接に合格したのに内定が出ないケース
最終面接に合格したのに内定が出ないケースの具体例を見てみましょう。
・最終面接後に次のステップがある
・内定を出すまでにタイムラグがある
・先に内定承諾の意思を伝える必要がある
・企業側の事情や方針が変わった
それぞれ解説していきます。
最終面接後に次のステップがある
新卒採用では少ないですが、内定を出す前に最終確認がおこなわれるケースです。最終面接後に条件のすり合わせや入社意思の確認など、次のステップが用意されることがあります。企業としては、確実に入社してくれる就活生に内定を出したいためです。
その場での対応次第では不採用になるケースもありますので、準備は怠らず臨みましょう。
内定を出すまでにタイムラグがある
社内稟議や手続きなどの事情で、最終面接から内定を出すまでにタイムラグが生じるケースです。この場合は単純に時間がかかっているだけなので、内定や内々定通知がでるまで待機していれば問題ありません。
先に内定承諾の意思を伝える必要がある
最終面接で他社の内々定辞退を迫る「オワハラ」はなくなりつつありますが、「最終面接通過」と「内々定」をあえて分けることで、就活生の内々定辞退をけん制しているケースです。
最終面接通過の案内で、「他の企業ではなく自社に決めたタイミングで連絡してください。ただし枠があるので、タイミングによっては埋まってしまう場合もあります。」と就活生に伝えることで、先に内定承諾を促します。
実際に就職したい企業でこのような案内があった場合、できるだけ早いタイミングで入社意思を伝えしましょう。
企業側の事情や方針が変わった
もともと内定を出すつもりだった場合でも、企業側の事情で内定が出なくなるケースもあります。経済状況の悪化、経営方針の見直し、人件費にかけられる予算の変更など、さまざまな事情が考えられるでしょう。
最終面接合格後に注意すべきポイント
ここからは、最終面接合格後に注意すべきポイントを解説します。
・正式な内定通知を待つ
・企業からの連絡はすぐに返す
・不明点があれば問い合わせる
・他の選考も進めておく
それぞれ見ていきましょう。
正式な内定通知を待つ
最終面接でポジティブなフィードバックや内定を示唆するような雰囲気があったとしても、採用を保証するものではありません。また、「最終合格です」との連絡があった場合も、内定、内々定ではない可能性があります。
正式な内定通知が届くまでは、就活を辞めないようにしましょう。
企業からの連絡はすぐに返す
最終面接の合格後、企業から追加情報の提供や確認事項についての連絡が来ることがあります。これらの連絡に迅速な対応ができるよう、企業からの連絡はすぐに返せる状態を整えておきましょう。
不明点があれば問い合わせる
最終面接後に不明点がある場合は、採用担当者に問い合わせるのも1つです。場合によっては、企業との間で認識齟齬が生じている可能性もあります。
ただし、企業も選考活動で忙しい時期なので、問い合わせの際は質問を明確にして、できるだけ相手に負担をかけないよう心がけましょう。
他の選考も進めておく
「最終合格です」といわれても、確実に内定が出るという保証はありません。他に内定、内々定が出ていない状況であれば、他社の選考も並走して進めておきましょう。万が一該当企業からの内定を得られなかった場合も、選択肢を狭めたり、焦ったりすることなく就活を進められます。
最終面接合格後の待機期間にぴったりな「ABABA」
最終面接後の内定通知を待つ間は、どうしてもそわそわしてしまうものです。そんな時間を有効活用したい方におすすめなのが、逆求人型のスカウトサービス「ABABA」です!
「ABABA」は、選考過程が評価に変わる、新しい形の就活サポートサービス。これまで受けた企業を登録することで、自分に興味を持ってくれた企業からのオファーが届きます。
ESや面接免除で選考に進める
「ABABA」では「お祈りメール」を提出することでそれまでの過程が評価され、似ている企業から平均25通(※)ものスカウトが届きます!多くの企業ではESだけでなく適性検査や面接も免除で選考に進めるので、最終面接後の万が一の備えにもぴったりです。
焦ってしまいがちな就活後期にもぴったり
気になる業界や企業の選考に短いルートで挑戦できるので、よりスピードが求められる就活後期にもおすすめです。
また、すべてのやりとりは、LINEで完結することが可能!手間なくやり取りしたい方にもぴったりなので、スピーディに就職活動を進めたい方は、まずは登録から始めてみましょう。
最終面接合格後は正式な内定通知を待とう!
最終面接合格後に内定が出ないケースについて解説しました。本来「最終合格」と「内定」は別物であり、最近では新卒採用においてもこの棲み分けをするところがあります。最終面接合格後に不明点がある場合は、適切に確認しましょう。また、企業から正式な内定、内々定の案内が来るまでは、就活を終了せずに他社の選考も進めることをおすすめします。