最終面接で交通費の支給が気になる方もいるかもしれません。特に遠方から面接会場へ向かう場合、交通費の支給があるかどうかは重要なポイント。本記事では、最終面接で交通費が支給されるケースや支給方法、支給有無の確かめ方などを紹介します。
最終面接で交通費は支給される?
最終面接をはじめ、選考の交通費支給については法律やルールが定められていません。そのため、企業側が自由に方針を決められる仕組みです。
一次面接や二次面接と比べて人数も少なく、企業によっては最終面接のみ交通費を支給しているところもあります。しかしどちらかというと支給しない企業の方が多く、「もらえるものだ」と思ってしまうと困ってしまうかもしれません。
就活の交通費は必ず支給されるものではないことを押さえておきましょう。
最終面接で交通費が支給されるケース
最終面接で交通費が支給されるのはどのようなケースか見てみましょう。
・遠方から選考を受ける場合
・企業として交通費支給が習慣化している場合
・企業の採用意欲が高い場合
それぞれについて解説していきます。
遠方から選考を受ける場合
「遠方にいる優秀な人材を確保したい」「都心の就活生との公平性を保って採用したい」といった理由から、遠方からの就活生に対して交通費を支給している企業もあります。交通費の負担を減らすことで、企業にとっても採用のチャンスが広がるでしょう。
支給対象としては、電車のほかに新幹線や飛行機、宿泊費などです。
企業として交通費支給が習慣化している場合
特に大きな理由はなく、交通費の支給が企業内で習慣化しているケースもあります。大手企業や有名企業など、資金にゆとりのある企業が多いでしょう。
企業の採用意欲が高い場合
中途採用などでは、企業の採用意欲が高い場合に交通費を支給してくれることもあります。しかし、新卒の就活では応募者が多いため、採用意欲にかかわらず一律でルール化されていることが多いでしょう。
最終面接における交通費の支給方法
最終面接における交通費の支給方法を紹介します。選考を受ける際の交通費の支給方法は以下の通りです。
・実費支給
・一部支給
・一律支給
それぞれ1つずつ見ていきましょう。
実費支給
実費支給は自宅から面接会場までの費用をすべて支給する方法です。新幹線や飛行機、バス、電車などが挙げられます。場合によっては、宿泊費も含まれることもあるでしょう。
当日は自分で支払いをおこない、面接会場で交通費を申請するケースが一般的です。領収書の提出が求められる場合もあるため、支給の案内があった場合は取っておくとよいでしょう。
実費支給の注意点として、常識的なルートを選ぶことが挙げられます。例えば交通費が出るからといって新幹線のグリーン車を使用したり、普通列車で行ける距離を特急列車にしたりといったことはやめましょう。マイナスイメージにつながる可能性があります。
一部支給
一部支給は「5千円まで支給」のように、上限がある支給方法です。上限を超えた場合は自己負担となります。
また、「新幹線・飛行機利用者のみ支給」のように、対象者が限定されている場合もあるでしょう。ほかにも、乗車券を郵送する、交通手段が指定された上で支給するといった手段があります。
企業によって条件は異なるので、案内があった場合は事前に確認しておきましょう。
一律支給
一律支給の場合、「最終面接の参加者全員に対して5,000円支給」「面接ごとに1,000円支給」といったように、全員同じ金額が支給される方法です。
この場合は面接会場までの距離や交通手段、金額にかかわらず、全ての参加者に対して一律の金額が支給されます。
最終面接における交通費の支給を確認する方法
最終面接で交通費の支給があるか確認したくても、全ての企業が支給しているわけではありません。そのため、企業に直接問い合わせるのは避けた方がベター。
念の為確認しておきたい気持ちは当然ですが、志望度が低いとみなされてしまう可能性もあるので要注意です。
ここでは、交通費の支給を間接的に確認する方法を紹介します。
・公式情報を確認する
・印鑑か必要かどうか聞いてみる
それぞれ解説していきます。
公式情報を確認する
まず行うべきは、公式情報の確認です。採用サイトや企業ホームページなど、採用情報が書かれたページに記載がないかチェックしましょう。
どうしても確認したいのであれば「当日、印鑑や乗車券の領収書などの持参は必要ですか?」といった形にするのがおすすめ。持ち物についての質問として、オブラートに包めます。
印鑑か必要かどうか聞いてみる
どうしても気になる場合は、採用担当者に当日の持ち物について聞く形で、オブラートに包んで伝えてみましょう。
交通費の支給がある場合、印鑑や領収書の提出を求められることがあります。
そのため、「印鑑や領収書などの持参は必要ですか?」といった形で問い合わせれば、持ち物に関する質問として柔らかい聞き方ができるでしょう。
「特に必要ありません」と返された場合には、支給はないものと考えた方がよいかもしれません。
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最終面接の交通費支給に関するよくある質問
Q. 交通費の支給は合格フラグ?
たしかに最終面接で交通費の支給があるということは、就活生を大切に思っていることは間違いないでしょう。しかし、「交通費の支給=合格フラグ」と考えるのは危険です。交通費の支給については気にしすぎず、通常通りに対策しましょう。
Q. 交通費支給について問い合わせてもよい?
交通費を支給していない企業も多いため、「交通費が支給されますか?」と問い合わせるのは避けた方がよいでしょう。当日の持ち物に印鑑が記載されている場合は、交通費が支給される可能性があります。特に案内がない場合には、支給はないものと考えておくとよいでしょう。
最終面接で交通費が支給される場合もある!
最終面接の交通費支給について解説しました。最終面接では交通費が支給されることがありますが、合否にはほとんど関係ありません。また、選考の交通費支給には明確なルールがなく、企業によって考え方が異なります。支給される場合は印鑑が必要となる場合が多いため、当日の持参を忘れないようにしましょう。