自己PRに聞き上手は使える?言い換え表現やポイントを紹介

「自己PRで聞き上手であることをアピールしたいけれど、どのようにアピールすればよいか分からない」と感じている方も多いでしょう。

この記事では、就活で「聞き上手」を効果的にアピールするポイントや、自己PRの例文をご紹介します。

また、面接やESの自己PRをブラッシュアップできる就活支援サービス「REALME」についても解説します。

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もくじ

自己PRに「聞き上手」は使える?

結論からお伝えすると、自己PRに「聞き上手」は使えます。周りの話を聞くのが得意であるということは、仕事をするうえで重要なスキルです。就活において魅力的なアピールポイントとなるでしょう。

しかし「聞き上手」というだけでは具体性に欠け、印象が薄くなるおそれがあるため、注意が必要です。別の言葉で言い換えたり、ほかの強みと組み合わせたりして、効果的に伝えられるよう工夫しましょう。

自己PRで使える「聞き上手」の言い換え表現

「聞き上手」という言葉は、曖昧な印象になりやすいと考えられます。しっかりとした強みとしてアピールするために、別の言葉に言い換えることをおすすめします。以下に挙げる5つの言い換え表現を参考にしてください。

「相手の気持ちや考えに寄り添える」

聞き上手な人のなかには、相手の気持ちや考えに寄り添える人が多く見られます。そのような人は職場において貴重な存在です。辛い思いをしているときは特に、ただ共感してもらえるだけで信頼関係が生まれます。

「傾聴力がある」

聞き上手な人は、相手の話を聞いて、言いたいことを細やかに汲み取ることができます。ビジネスシーンでははっきりとした自己主張が重要であるといわれますが、傾聴力もあらゆる場面で必要とされるスキルです。

「相手が求めるアドバイスをすることが得意」

聞き上手な人は傾聴力があり、相手が必要としている的確なアドバイスをするのも得意です。仕事をするうえで頼りにされることが多いでしょう。

「集団の意見を聞いたりまとめたりする協調性がある」

聞き上手な人は、話を聞きっぱなしにするわけではありません。集団の意見を聞き取ってまとめることが得意な人も多く見られます。このような協調性は、グループでプロジェクトを進める際に必要とされるスキルです。

「集団の話を聞いたうえで本質や課題を発見できる」

複数の人が意見を出し合う場合、テーマを見失って結論が出ないことがあります。そのような場面でも、聞き上手な人は全員の話を聞き取ったうえで状況を俯瞰し、本質や課題を発見できるでしょう。

自己PRで「聞き上手」を伝えるときのポイント

「聞き上手」を自己PRで使う際、効果的に伝えるために押さえておきたいポイントがあります。5つのポイントについて詳しく解説しましょう。

企業が求める「聞き上手」を理解する

「聞き上手」という言葉から受けるイメージはさまざまです。「聞き上手」をアピールするには、志望企業が求めている「聞き上手」がどのようなイメージなのかを理解し、そこから大きくはずれないように伝えることが重要です。

「聞き上手」から受ける印象としては、

  • 集団の輪を乱さない協調性がある
  • コミュニケーション能力が高い
  • 上司や同僚の潤滑剤になれる
  • 集団での行動を苦にしない

などが挙げられます。前もって企業研究をして、企業が求めているのがどのような人材なのか、理解を深めておきましょう。

「聞き上手」に関する具体的なエピソードを探す

「聞き上手」というのは漠然とした表現ですが、具体的なエピソードをまじえることで、ぐっとイメージしやすくなります。

自分が聞き手に回ったことによって問題が解決した経験や、周りから「聞き上手」と評価された出来事を探してください。「聞き上手」を裏付けるエピソードがあれば、採用担当者の印象に残りやすくなります。家族や友人、アルバイト先の上司との会話を振り返ってみましょう。

消極的と思われないように工夫をする

企業が新卒の学生を採用する場合、主体的に行動できる人材を求める傾向があります。一方「聞き上手」という言葉には受動的なイメージを伴うため、消極的だと思われないよう工夫する必要があります。

「聞き上手」が分かるエピソードを伝える際は、なるべく積極性が感じられる経験を選びましょう。一方的に聞かされているのではなく、自分の意思で話を聞き、そのあと積極的に行動を起こしていることを強調するよう心掛けてください。

業務への活かし方を考える

自己PRでは「聞き上手」であることを伝えて終わるのではなく、企業での活かし方を提示することも必要です。志望企業を研究し、業務に絡めて「聞き上手」をアピールできるよう準備しておきましょう。どのような場面で「聞き上手」が活かされるのか、業務内容を徹底的に分析し、可能であればOB訪問で現役社員にも尋ねてみてください。

入社後に「聞き上手」を活かして働く姿を、採用担当者がイメージできれば、内定獲得に近づけるでしょう。

面接での振る舞いを意識する

「聞き上手」は面接での振る舞いにも表れます。「本当に聞き上手なの?」と疑問を持たれることのないよう意識しましょう。

そのためには面接官の話をしっかり聞くことが重要です。相手が話している最中に質問や回答でさえぎらないよう、話の終わりまで聞いてください。話の節目には適度な相槌を打ちます。こちらから回答する際は落ち着いて話し、できるだけ肯定的な内容になるよう心掛けましょう。

集団面接の場合には、ほかの学生が話しているときも気を抜かず、話に耳を傾けることが大切です。

自己PRで「聞き上手」を伝える例文

自己PRで「聞き上手」を伝える例文を2つご紹介します。「聞き上手」を強みとしてアピールする際の参考にしてください。

友達同士でのエピソードをもとにした例文

私の強みは聞き上手なところです。相手が話しやすい雰囲気を作り、じっくり話を聞いて気持ちに寄り添うことができます。あるとき、大学の友人が進路について悩んでいました。彼は大学院進学か企業への就職かで迷っており、なかなか答えが見つからずにいました。私がしたことは、彼の話を注意深く聞き、悩みの本質を理解し、ともに解決策を模索することです。その結果、彼は自分にとって適切な道を選ぶことができ「話を聞いて、いっしょに悩み、考えてくれてありがとう」と感謝の言葉を伝えてくれました。入社後はこの聞き上手という強みを活かし、周りとの円滑なコミュニケーションを図って、御社に貢献したいと考えています。

アルバイトでのエピソードをもとにした例文

私の強みは、相手の話にしっかりと耳を傾ける、聞き上手なところです。この強みは、大学時代にアルバイトをしていたコンビニエンスストアで発揮されました。時おり店頭でお客様からの苦情に対応することがありましたが、その際私は丁寧にお話を聞き、お客様の不満に共感し、心から謝罪することで問題を解決してきました。その結果、お客様の怒りがやわらぎ「言い過ぎたかもしれない」とお客様から謝罪をいただくこともあったのです。私はこのアルバイトを通じて、傾聴することの重要性を学びました。入社後もこの経験を活かし、配属された店舗でお客様と真摯に向き合い、気持ちのこもったサービスを提供することを心掛けます。聞き上手なスキルを活かして、御社に貢献したいと考えています。

聞き上手をアピールするには面接練習が重要!

「聞き上手」を面接でアピールするためには、面接の練習をすることが重要です。就活支援サービス「REALME」のAI面接でくり返し練習し、面接本番で落ち着いて話を聞けるように準備しましょう。

ここからは「REALME」のおすすめポイントを3つご紹介します。

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AIとの面接で自分の振る舞いを確認

REALME」を活用すれば、AIを相手にくり返し面接練習ができます。AIはこちらが話したことに相槌を打ったり、深掘りの質問をしたりするため、本番前にしっかりと面接の練習を積んで、落ち着いて相手の話を聞けるようになるでしょう。

AI面接のあとにもらえるフィードバックでは、面接で重視される「考え抜く力」「関係構築力」「柔軟性」など14の能力が点数化されるため、自分の強みや弱みを客観的に把握することも可能です。

他の就活生の回答を参考

REALME」には、志望企業の合格ラインに達している学生のAI面接データを閲覧できる機能があります。過去の優秀な学生の回答を参考にすれば、効果的な自己PRを作成できるでしょう。

また、自分の面接データと比較することで、自分に足りない部分や改善点が見えてきます。新たな課題が客観的に把握できるのも「REALME」を活用するメリットの1つです。

内定判定で自分の立ち位置を確認

REALME」では、志望する企業の最終面接に進んだ就活生のデータと、自分の面接データを比較することで、内定獲得の可能性が確認できます。この内定判定は、A+・A・B+・B、C+といった10段階で表され、前もって自分の今の実力を把握できます。

自分に不足している部分を補って内定判定を向上させたうえで、試験本番に挑めるでしょう。

自己分析や面接練習は「REALME」におまかせ

「聞き上手」は自己PRでアピールできる強みですが、曖昧な印象を与えるおそれがあるため、自己PRで伝える際は「具体的なエピソードを用意する」「能動的な面もアピールする」などの工夫が必要です。面接での振る舞いにも気をつけて「聞き上手」を効果的にアピールしましょう。

面接練習や、より深い自己分析をしたい方は、就活支援サービス「REALME」を利用してはいかがでしょうか。興味のある方はぜひAI面接を体験してみてください。

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