面接で話す志望動機の長さは?適切な長さにまとめるポイントを解説!

面接 志望動機 長さ

面接ではほとんどの人が「なぜこの企業で働きたいと思ったのか」という志望動機を聞かれます。「前もって回答を準備しておきたいけれど、どのくらいの長さにまとめればいいのか悩む」という人も多いでしょう。

この記事では志望動機を答える際の適切な長さや、その長さにまとめるためのポイントについて解説します。

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もくじ

面接で話す志望動機の長さは?

面接で話す志望動機の長さは、どの程度が理想なのでしょうか。ここでは、時間を指定されている場合・指定されていない場合・集団面接の場合について、それぞれ解説します。

指定がない場合 

時間について特に指定がない場合、面接で志望動機を話す長さは1分程度がよいといわれます。それよりも短いと、言いたいことを伝えきれず、面接官が物足りなさを感じるおそれがあります。また、長すぎるとダラダラとした印象を与えてしまい、よい評価が得られません。

人が1分間で話す文字数は、通常250字から300字といわれます。その程度の文字数になるように、志望動機をまとめておきましょう。

指定がある場合 

面接の場で志望動機を話す時間を指定されるケースもあります。その際は、それに従いましょう。

1分程度の志望動機を考えてきたのに、いきなり「2分程度でお願いします」と言われると焦ってしまいそうですが、面接官は志望動機を知りたいだけでなく、急な指示に対応する様子にも注目しています。急な条件変更に臨機応変に対応する場面は、ビジネスでもよくあることです。

不安な人は、30秒・2分・3分のバージョンも用意しておくとよいでしょう。

集団面接の場合 

集団面接に臨むなら、30秒から1分で志望動機を伝えましょう。集団面接では1つの質問に対して数人が順番に答えていくため、長く話すとほかの人が話す時間が短くなってしまいます。

たとえば5人で面接を受けた際、1番目2番目の人が30秒程度で話をしたあとに、3番目の人が2分以上話をしてしまうと、面接官に「状況を見る目や協調性がないのでは?」と思われるおそれがあります。

集団面接では、自分より前の人が話した長さを参考にしてください。もし自分が1番に答えるなら、自分の回答の長さがそのグループの基準になるという心構えで臨みましょう。

志望動機の長さが適切ではない場合の影響

志望動機は、何を話すかという内容が重要です。しかし、長さが適切でないとマイナスの印象を与えてしまいます。短すぎる場合や長すぎる場合のデメリットを考えてみましょう。

短すぎる場合 

志望動機が短すぎる場合は、その企業への入社を本当に希望して応募してきたのかが判断できません。数秒程度で終わるような志望動機では、入社意欲がないと面接官に判断されてしまうおそれがあります。

実際、志望順位がそれほど高くない企業に関しては、志望動機をまとめるのが難しい場合があるかもしれません。その際は「御社の社風に魅力を感じました」とだけ答えるのではなく、その社風について具体的な内容を盛り込んで、志望動機に深みを持たせましょう。

長すぎる場合 

入社への熱意を伝えたいあまり、つい長々と志望動機を語ってしまう場合がありますが、マイナスの印象につながるため注意が必要です。

話が長くなると要点が見えにくくなり、かえって言いたいことが伝わらなくなります。また、一方的に長く話し続けるようでは、面接官に「相手の反応が見えていない」「コミュニケーション能力が低い」と思われるおそれもあります。

話がどうしても長くなる人は、話が長いことのデメリットを心に留め、短くまとめるよう努めましょう。

志望動機を適切な長さにまとめるポイント

適切な長さで話すのがどうしても苦手という人もいるでしょう。しかし、ちょっとしたポイントを押さえることで、うまくまとめられるようになります。そのコツを4つ紹介します。

結論から端的に伝える 

第1のポイントは、結論から先に話すことです。

面接で話をするときは、結論ー理由・背景ー結論の再提示、という構成にするのが基本です。最初に結論を示すことによって、その後に話す理由やエピソードが相手に伝わりやすくなります。長々と話したり、短く終わってしまうおそれもなくなります。

その際、志望動機を1分にまとめるには、冒頭の1文を10~15秒におさめるよう心掛けましょう。

伝えたい内容に優先順位をつける 

第2のポイントは、伝える内容に優先順位をつけておくことです。

伝えたいことが多い場合、あれもこれも詰め込んでしまうと冗長になってしまいます。また、指定された時間が予想よりも短い場合、何を伝えたらよいか分からなくなるおそれもあります。

そういったときでも柔軟に対応できるよう「これだけは伝えたい」という要点をあらかじめ決めておいてください。最初と最後に伝える結論は優先順位の1番として、その間に話す理由やエピソードの順位を考えましょう。

時間別の志望動機を用意する 

第3のポイントは、短めや長めなど、時間別の志望動機を用意しておくことです。

そうすれば、面接の場で急に時間を指定されても焦らずに対応できます。

30秒・1分・2分・3分などのパターンを用意するのがおすすめですが、その際に基本となるのは1分の志望動機です。30秒にまとめるのであれば、そこからエピソードの詳細を削り、全体的に1文ずつを簡潔にします。2分・3分であれば、エピソードを詳しく話したり複数入れたりする、あるいは、志望する企業ならではの情報を盛り込みます。最後に入社後の意気込みを伝えるのもおすすめです。

声に出して練習する 

最後のポイントは、実際に声に出して練習することです。

1分の志望動機を文字に書き起こすと、250字から300字程度になります。3分なら750字から900字程度です。

しかし、時間を考えて志望動機をまとめても、声に出してみると思ったより長くなったり短くなったりすることがあります。話す速さや間の取り方によって長さや聞き取りやすさが違ってくるため、ぜひ声に出して練習し、できれば誰かに聞いてもらったり動画でチェックしたりしてください。

トータルの時間だけでなく、文章のまとまりごとの時間を頭に入れておくと、話しやすくなります。不安な人は繰り返し練習して、時間の感覚に慣れておきましょう。

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面接で話す志望動機は適切な長さが重要!

面接で志望動機を答える際は、内容はもちろんのこと、適切な長さで伝えることも重視されます。さまざまな長さに応じた志望動機を用意して、声に出して練習し、自信を持って面接に臨みましょう。

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