就活の軸を面接で聞かれた時の答え方は?見つけ方や具体例も紹介 

就活の軸を面接で聞かれた時の答え方や、具体例、見つけ方を詳しく解説!「そもそも就活の軸って何?」「考えておかなきゃいけないの?」といった疑問もあわせて回答します。自分なりの就活の軸をしっかり持って、面接を成功させましょう!

もくじ

独自調査:就活の軸に自分らしい働き方を求める傾向!

就活の軸

(ABABAの学生ユーザー50人へ独自にアンケート調査)

ABABAの学生ユーザーへの独自調査によって、多くの学生が自身の価値観や目指す方向性の明確化が分かります。

現代の学生は自分らしい働き方や社会的意義を重視しつつ、企業の文化や自分の特性とのマッチングを重視する傾向です。就活の軸を持つことで、面接官に自分の価値観や将来への展望を効果的に伝えられます。事前に自己分析を行い、どのような働き方や環境を求めているかを把握する必要があるでしょう。

就活の軸とは?

就活の軸とは「就職をするうえで譲れない条件」のこと。自分がどんな企業に就職したいのか、どんなスキルを活かしたいのかなどを明確にしておくことで、おのずと希望する業界や企業が見えてくるはずです。

また就活の軸をしっかりと決めておくと、一貫性のある志望動機をアピールできたり、入社後のミスマッチを防げたりとさまざまなメリットがあります。

「あなたの就活の軸は何ですか?」と面接で聞かれる場合もあるので、矛盾なく答えるためにもあらかじめ考えておくことが重要です。

就活の軸の見つけ方

就活の軸を決めておくことは重要だとわかっていても、すぐに見つけるのは簡単ではありません。ここからは就活の軸を見つけるための具体的な方法を紹介します。なかなか就活の軸が定まらないという方は、参考にしてみてください。

自己分析で自分を深掘り

就活の軸が見つけられないという方は自己分析を行い、自分の長所や価値観を深掘りしましょう。自分は普段からどんなことを大切にして生きているのか、どんな強みがあるのかなど、自分自身を深く知っておくことで、業界や企業選びの軸がハッキリしてきます。

またその価値観や強みはどういった経験によって生み出されたのかといった、具体的なエピソードも同時に深掘りしていくと、志望動機により一貫性や説得力が生まれるのでおすすめです。

他己分析をしてもらう

就活の軸が見つけられないという方は、周りの人に自分の強みや短所を聞いてみるのもおすすめ。自分が思っている自分と、相手から見える自分は意外と違うものです。

自分でも知らなかった長所や短所に気がつくことで、どんな職業に向いているかを判断するのに役立てられます。

魅力に感じる業界や企業を書き出す

就活の軸を明確にするには、魅力を感じる業界や企業を書き出します。興味を持った業界や企業の特徴をリストアップし、それらに共通する点を見つけることで、自分の求めているものが見えてくるでしょう。

技術開発を通じて社会に貢献する企業や、チームワークを重視する社風の企業など、選んだ企業の特徴を掘り下げることで、自分が働きたい環境や目指したい方向性が分かります。

このプロセスは、自分の「就活の軸」を形にする重要な一歩となるでしょう。

インターンシップや会社説明会に参加する

自己分析や他己分析で就活の軸が絞れてきたら、インターンシップや会社説明会に参加してみましょう。

実際にその企業で働いている社員と話したり、会社の雰囲気を知ることで「こんな仕事をしてみたい」「この企業のこういった社風が自分に合っている」といった働いたときのイメージができるようになります。

また、その企業のどんな部分に惹かれたのか、なぜ惹かれたのかを深掘りして考えると、より自分が大事にしたい価値観が定まっていくでしょう。

就活の軸を面接やESで聞かれた時の答え方

実際に就活の軸を面接やESで聞かれたときの答え方について紹介します。就活の軸を聞かれたときの答え方のポイントは主に下記の3つです。

1.結論から述べる
2.結論に対する理由を話す
3.具体的なエピソードや例を挙げて説明する

結論から述べる

就活の軸は何かと聞かれたら、「私の就活の軸は◯◯です。」と結論から答えるようにしましょう。まわりくどく理由やエピソードから話していると「結局何が言いたいの?」と、思われかねません。

また大企業になるほど応募者が多くなるため、人事側はESの文章全体を読む時間がありません。そのため、ESでは結論ファーストで書いておかないと、読んでもらえなくなり、書類選考で落とされるおそれもあるため注意が必要です。

2. 結論に対する理由を話す

結論を話したら、なぜその就活の軸にしたのかという理由を答えましょう。結論を話すだけでは、意欲や熱意は伝わりません。就活の軸を考えるときに「なぜ自分はその価値観が大事だと思うのか」もあわせて深掘りしておきましょう。

3. 具体的なエピソードや例を挙げて説明する

「なぜその就活の軸にしたのか」についての理由を話すときは、具体的なエピソードを例に挙げて説明すると、より説得力が増すのでおすすめです。また具体的な数字や根拠なども一緒に話すことで、採用側も状況をイメージがしやすくなり、信頼性が増します。

うまく答えられなさそうと不安な場合は、事前に面接練習をして場慣れしておくのがよいでしょう。

【例文】就活の軸を面接やESで聞かれた時の答え方

「IT技術で生活を便利にすること」を軸とした答え方

私の就活の軸は「IT技術で生活を便利にすること」です。

大学のゼミでソフトウェア開発やネットワーク設計、データ分析など、さまざまなIT技術に触れ、実践的なスキルを身につけました。これらの経験を通じて、技術の進化が社会に与える影響や、課題に対する解決策を考えることができました。その結果、私はIT技術を駆使して人々の暮らしを豊かにし、社会全体にポジティブな変化をもたらすことができるエンジニアとしての職業に強い興味を抱くようになりました。

私は単なる技術者でなく、ユーザーのニーズを理解し、それに応じたソリューションを提供できるエンジニアを目指しています。また、コミュニケーション能力やチームワークも重視し、協力して問題を解決できる環境で活躍したいと考えています。

「人を喜ばせる」を軸とした答え方

私の軸は「人を喜ばせる」です。

レストランでのアルバイトでは、接客でお客様と直接関わることが多く、お客様に喜んでもらえたり笑顔になってもらえたりすることに、とてもやりがいを感じています。私自身に悩み事がある時でも元気をもらえ、私は人に喜んでもらえる環境でこそ自分の力が発揮できると実感しています。御社でもお客様に満足してもらえるように貢献していきたいと考えています。

【業界別】面接で活用できる就活の軸一覧

ここからは面接でも活用できる、業界別の就活の軸一覧を紹介します。まだ希望の業界が定まらない、どういった就活の軸があるのか参考にしておきたいという方はあわせてチェックしておきましょう。

IT業界|就活の軸の具体例

・情報技術で生活を便利にしたい
・最新技術に携われる仕事がしたい
・技術開発がしたい

金融業界|就活の軸の具体例

・地域発展に貢献したい
・地元の人と関わりながら仕事がしたい
・地元企業を支援できる仕事がしたい
・幅広い業界と関わる仕事がしたい

メーカー|就活の軸の具体例

・ものづくりに関わる仕事がしたい
・世の中を便利にする製品を作りたい
・日本のモノづくり技術を世界に広めたい
・自分が関わった製品を世に届けたい

サービス|就活の軸の具体例

・顧客を笑顔にできる仕事がしたい
・ワクワクするようなサービスを届けたい
・人々の悩みやニーズに寄り添った仕事がしたい
・自分のアイデアや発想力を活かしたサービスを作りたい

【カテゴリー別】面接で活用できる就活の軸一覧

面接で就活の軸を聞かれた際には、自分の考えを簡潔かつ具体的に伝えることが重要です。

ここでは、「成長・社会貢献」「働き方・キャリア」「社風・企業文化」の3つのカテゴリーに分け、面接で活用できる就活の軸について紹介します。

成長・社会貢献

成長性や社会貢献を軸とする場合、DXやIT分野の企業は魅力的です。

「IT人材として日本のDX化に貢献する」や、「テクノロジーの発展を通して社会貢献したい」などの具体的な目標設定によって、キャリアプランを明確に示せます。

こうした目標は、将来性を重視することや成長意欲を伝えるうえでも効果的なため、面接官へのアピールにもつながるでしょう。

働き方・キャリア

働き方やキャリア形成に関心を持つ場合、「グローバルな仕事に挑戦したい」「性別や年齢問わずキャリアアップできる環境で働きたい」などが挙げられます。

また、新しいことに挑戦できる企業や、ワークライフバランスを大切にしたい場合は、その具体例を企業選びのポイントとして示すと効果的です。

自分がどのような環境で成長したいか、そしてどのように貢献できるかを具体的に伝えるとよいでしょう。

社風・企業文化

「チームワークを重視する企業で働きたい」や「公正な評価制度がある企業でキャリアを築きたい」など、社風や文化を就活の軸にする場合は、企業への理解が必要です。

地域経済に貢献する企業に興味を持つ場合は、地域密着型の事業や取り組みへの共感を伝えることで、企業への適性を示せるでしょう。

自分の価値観と企業文化が一致する点の説明がポイントです。

「REALME」のAI面接で自身の強みと弱みを把握しよう

就活の軸が分からないと悩む人には、「REALME」のAI面接がおすすめです。

自身の強みや弱みを知り、足りない部分を補うことで、就活を有利に進められるでしょう。

AI分析で自身の強みと弱みを把握できる

「REALME」のAI面接は、14項目の分析を通じて、自身の強みと弱みを把握できます。

リーダーシップや協調性など、スキルについての評価が具体的に示され、自分の現在の状態が分かります。結果をもとに、なにを補えばさらに魅力的な人材として成長できるかの明確化が可能です。

AI分析は、自分の適性や目指す方向性を見極め、就活の軸を確立する手助けとなるでしょう。

AI面接で志望企業の内定判定がわかる

「REALME」のAI面接を受けることで、志望企業の内定判定が分かります。

自分が合格ラインにどの程度近づいているかを客観的に判断でき、現在地が確認できます。

AIの分析結果から自身の適性を見直すことで、企業への理解を深めて就活準備が効率的に進められ、説得力のある就活の軸にもつながるでしょう。

合格ラインにいる就活生のESや面接データが閲覧可能

「REALME」では、合格ラインに達した就活生のESや面接データが閲覧できます。

これによって、自分との違いや足りない部分を具体的に把握し、参考にしながらES作成や面接対策を進められます。

成功事例を学ぶことで、面接でのアピールポイントや、就活の軸のアイデアも得られるでしょう。

AI面接してみる

就活の軸を明確にして面接を乗り越えましょう!

面接では自己PRや志望動機、入社後のビジョンなど、深掘りして質問される場面が多いです。就活の軸を明確にすることで、面接での受け答えに一貫性や説得力が生まれ、好印象を与えられるかもしれません。本記事で紹介した就活の軸の答え方や具体例も参考にして、面接を上手に乗り越えましょう!

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