最終面接の結果が遅いと不採用?内定連絡の目安や対処法を紹介

最終面接の結果が遅いと、不採用なのではないかと不安を感じる方も多いでしょう。本記事では、最終面接の結果が出るまでの目安や連絡が遅くなる理由、対処法をご紹介します。

もくじ

独自調査:合否の連絡は1週間以内が大半!1週間以上は2割以下

(ABABAの学生ユーザー50人へ独自にアンケート調査)

ABABAが行った学生ユーザー50人への独自調査の結果を見ると、合否の連絡は1週間以内であった人が8割を超える結果でした。2~3日以内に連絡が来た人は全体の約50%を占めていることに対して、1週間以上あとに連絡が来た人は2割以下にとどまっています。この結果を踏まえると、多くの場合は2~3日以内、遅くても1週間以上に結果が出るものと考えられるでしょう。

ただし、さまざまな要因で結果連絡が来るまでに時間がかかる場合もあります。

最終面接の結果が出るまでの目安は?

最終面接を終え、いよいよ内定の連絡を待つばかり… しかし、いつまで待てば良いのか、やきもきする期間でもありますよね。企業によって選考のスピードは異なりますが、最終面接の結果が出るまでの一般的な目安や、状況別に考えられる理由などを解説していきます。

面接日から1〜2週間以内

多くの企業では、最終面接から1〜2週間以内に結果の連絡をするケースが多い傾向にあります。企業側も、優秀な人材を逃さないためには、できるだけスピーディーな選考を心がけているためです。

特に、応募者多数の人気企業や、すぐに人材を必要としている状況の企業であれば、1週間以内に連絡が来る可能性も高くなります。

企業側の採用活動のフローとしては、最終面接後、面接官からの評価を集約し、人事部や役員会などで最終的な合否を判断します。その後、内定通知書の発送や、場合によっては入社日の調整など、様々な手続きが必要となるため、ある程度の時間がかかることは理解しておきましょう。

週末や祝日の場合遅くなることも

企業によっては、選考の最終決定に役員会の承認が必要であったり、複数部署の意見調整が必要となるケースも考えられます。特に、最終面接が週末や祝日の直前だった場合は、これらの手続きが週明け以降になるため、結果連絡に時間がかかることが一般的です。

もし、2週間以上経っても連絡がない場合は、企業側に問い合わせるのも一つの方法です。ただし、企業の担当者も多忙な場合が多いことを理解し、失礼のないよう丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

加えて、企業の規模や業界、業務内容によっても選考期間は異なるため、応募先の企業の傾向を事前に把握しておくと安心です。 企業の採用ホームページや求人情報などに記載されている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

最終面接の結果が遅くなる理由は?

最終面接を終え、多くの就活生が「いつ連絡が来るのか」「良い結果だったらいいな…」と、そわそわしながら結果を待っているのではないでしょうか。

企業によって選考フローや期間は様々ですが、最終面接の結果連絡が遅くなるケースには、いくつかの理由が考えられます。ここではその理由について詳しく解説していきます。

採用担当者が忙しい

企業の人事担当者は、採用活動以外にも、社員研修や労務管理など、幅広い業務を行っています。そのため、繁忙期には、どうしても採用活動の優先順位が下がり、選考結果の連絡が遅くなってしまう場合があります。

特に、中小企業やベンチャー企業では、人事担当者が少数体制で業務を回しているケースも多く、応募者への連絡が遅れてしまうことも少なくありません。企業側の事情として、担当者が多忙な可能性もあることを理解しておきましょう。

応募者の選考が最後まで終わっていない

企業によっては、複数の選考日を設け、応募者を絞り込んでいく選考フローを採用している場合があります。そのため、あなたよりも後に最終面接を受けた応募者がいる場合、その選考結果次第で、あなたの合否が決定されるため、結果通知に時間がかかることがあります。

また、複数の職種を同時募集している企業の場合、それぞれの職種で採用枠が異なり、選考状況も異なるため、連絡が遅くなってしまうケースも考えられます。

補欠合格の対象になっている

最終面接の結果が遅くなる理由の一つとして、あなたが補欠合格の対象になっている可能性も考えられます。企業は、第一志望の応募者から内定承諾を得られなかった場合に備え、補欠合格者をリストアップしていることがあります。

もし、あなたが補欠合格の対象になっている場合、第一志望の応募者の動向が決まるまで、結果連絡が保留になることが考えられます。補欠合格の場合は、企業から連絡が来るまで、焦らずに待つようにしましょう。

社内で意見が割れている

優秀な候補者が複数いて社内で評価が割れている場合にも、結果の連絡が遅れることはあります。最終面接は、学生と企業双方にとって重要な面接です。より長く働いてもらえる、優秀でマッチ度の高い人材を採用するために、企業側もじっくり協議する必要があります。

特に慎重な検討を重ねている場合は、一次面接や二次面接を担当した面接官にも意見を聞いて判断するため、より時間がかかるケースもあります。

最終面接の結果が遅くなる企業の特徴

最終面接の結果通知が遅くなる傾向の企業には特徴があります。合否を不安に感じて気を揉み続けるよりも、以下に挙げる特徴に当てはまっているかチェックして、結果通知が来るまでの不安を少しでも和らげましょう。

採用人数の多い大企業

大企業や人気企業の場合は、応募者も採用予定の人数も膨大です。そのため選考に時間がかかり、合否を決定するために時間がかかってしまう傾向にあります。多くの応募者の選考をしなければならないため、スケジュールそのものを長く取っていることもあります。応募者1人1人の能力や特性を確認して自社に合った人材を探すため、選考期間は長期化する傾向です。そのため結果的に合否の決定や通知も遅れることが考えられます。

採用担当者の少ない企業

採用人数がそれほど多くない中小企業やベンチャー企業であっても、採用担当者が少ない場合は時間がかかります。他にも、採用人数が少ない場合はより厳選して選考する必要があるため、時間がかかります。採用人数の少ないポストに応募した場合は、特に慎重な選考を重ねるため時間がかかっていると考えられるでしょう。

外資系企業

外資系の企業は結果が出るまで時間がかかる傾向にあります。これは合否の最終決定が外国本社で行われる場合があるためです。企業ごとに差はあるものの、日本の企業と比べると時間がかかりやすいと思っておくとよいでしょう。

外国本社で合否を決め、担当者から学生に連絡が来るまでには時間がかかってしまいます。外資系企業からの結果連絡を待っている方は、あまり悩みすぎずにゆっくり連絡を待ちましょう。

最終面接の結果連絡が遅い場合の対処法

最終面接後、企業からの連絡を今か今かと待ちわびているものの、なかなか結果が届かない…。そんな状況では、「選考に落ちてしまったのだろうか…」と不安な気持ちになってしまうのも無理はありません。

そこで、最終面接の結果連絡が遅い場合に、どのように対処すべきか、具体的な方法を2つ紹介します。

電話やメールで問い合わせる

最終面接の結果連絡の目安である1〜2週間を過ぎても連絡がない場合は、企業の採用担当者へ電話やメールで問い合わせてみましょう。ただし、企業側も多くの応募者対応や業務を抱えていることを理解し、失礼な印象を与えないよう、あくまでも「選考状況を確認したい」という誠意ある姿勢で連絡することが大切です。

電話をかける場合は、企業の営業時間内に、担当者の名前を言ってから用件を切り出すようにしましょう。もし、担当者不在の場合には、改めて連絡を取り直すか、伝言をお願いするのが適切です。メールで問い合わせる際は、件名に「〇〇(氏名) 選考状況に関するお問合せ」のように、要件を明確に記載しましょう。

他の企業に応募する

最終面接の結果を待つ間は、どうしても気持ちがその企業に集中してしまいがちですが、他の企業への応募も並行して進めるようにしましょう。複数の企業に応募しておくことで、万が一、第一志望の企業から不採用通知が届いた場合でも、気持ちを切り替えやすくなるというメリットがあります。

また、企業によって求める人物像や選考基準は異なるため、様々な企業の選考を受けることは、自分自身の強みや弱みを客観的に見つめ直す良い機会にもなります。焦らず、自信を持って就職活動を続けていきましょう。

企業に問い合わせる場合の確認事項

結果連絡の期日を過ぎている場合や、2週間以上待っても連絡が来ない場合は、企業に問い合わせることを検討しましょう。ただし、問い合わせする際にいくつか注意したい点があります。以下では、企業に問い合わせる前に確認したいことを見てみましょう。

留守番電話やメールを再確認する

問い合わせをする前に、再度留守番電話やメールフォルダを確認します。着信が埋もれて見落としてしまっていないか、迷惑メールに振り分けられてしまっていないかなど、連絡を見落としていないかの再確認が重要です。

万が一見落としたことに気が付かず問い合わせてしまった場合、合格していてもあまりよい印象を持たれません。悪い印象を持たれてしまっては入社後にも影響する恐れがあるため、念入りに再チェックしましょう。

採用ページを再確認する

企業によっては不合格者への連絡はしないとするケースもあるため、採用ページを再確認します。採用ページにその旨が記載されていて、なおかつ最終面接から2週間以上が経過した場合には、残念ながら不合格であると判断した方がよいでしょう。確実に採用したい人材には、企業側もできるだけ早く連絡しようと心がけます。連絡が遅ければ遅いほど合格の可能性は低いといえます。

電話よりメールがおすすめ

問い合わせをする際は、電話よりもメールがおすすめです。採用担当者の都合がよいタイミングで返信できるためです。

担当者の忙しい時間帯が分からない場合は、メールで問い合わせると相手に配慮できます。

周囲への気遣いができると感じてもらえれば、好印象につながります。

合否ではなく連絡時期を確認する

問い合わせをした際、直接合否を尋ねることは避けます。問い合わせの内容は、結果がいつ頃になるか、連絡時期についての確認です。

採用担当者の負担を減らすため、「結果はいつ頃ご連絡いただけますか?」のように予定を尋ねる問い合わせにしましょう。

早く回答を知りたいからと相手を急かすような連絡は、合格していてもよい印象を持たれなくなる恐れがあります。

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最終面接の結果が遅い場合でも内定の可能性はある

本記事では、最終面接の結果が遅い理由や結果が遅い場合の対処法を紹介しました。最終面接の結果が遅いからといって、必ずしも不採用となるわけではありません。内定の可能性も大いにあるので、気長に最終面接の結果を待ってみてください。

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