大学3年生の1月時点で就活を始めていない学生は必見!本記事では、1月が就活においてどのような時期なのか、全体の就活スケジュールを踏まえて解説します。また、1月から就活をスタートする場合にやるべきことも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
就活生の多くは1月には就活を始めている

大学3年生の1月になると、同級生との間で就活の話が出る機会が多くなります。「1月になって就活を始めたのでは遅いのかも」と不安になる方もいるかもしれません。
実際、就活生の多くは1月には就活を始めているのが事実です。しかし、その後の努力次第では、ほかの就活生に追いつくことは十分可能!1月にやるべきことを押さえて、効率的に取り組みましょう。
一般的な就活のスケジュール

一般的な就活のスケジュールを押さえておきましょう。選考のスケジュールは、経団連に入っている場合とそうでない場合で大きく分かれます。
- 経団連に入っている場合
- 経団連に入っていない場合
それぞれのスケジュールについて解説していきます。より詳しい就活の流れについては、こちらの記事も参考にしてみてください。
経団連に入っている場合
経団連に入っている企業のスケジュールは以下の通りです。
- 大学3年の3月…情報解禁
- 大学4年の6月…選考開始
大手の日系企業等は経団連に加盟していることが多く、大学の3月から会社説明会などが開催されるようになります。ただしこのスケジュールはあくまで建前であり、上記を参考に対策を進めると出遅れる可能性があるため注意が必要です。
経団連に入っていない場合
経団連に非加盟の場合、明確な規定は特にありません。企業のタイミングで選考がスタートするため、業界や志望先によってスケジュールは大きく異なります。
中には早めに選考をスタートさせて就活生を囲い込む企業もあるので、気になる業界は早くからチェックしておくのがおすすめ。また、一部のベンチャーや外資系、マスコミ業界なども選考が早い傾向にあります。
大学3年生の秋頃には本選考を開始している企業もあるため注意しましょう。1月に就活をスタートする場合、まずは志望企業の選考がいつ始まるのか確認してみてください。
就活における「1月」とはどんな時期?

就活における大学3年生の「1月」がどのような時期に当たるのか、以下のポイントを交えて解説します。
- 就活を始める時期としては遅め
- 早期選考は終了していることも多い
- 選考が本格化する前の準備期間
それぞれ見ていきましょう。
就活を始める時期としては遅め
3年生の1月になると、早い企業ではすでに本選考がスタートしています。就活を始める時期としては遅めですが、一方で経団連に所属しているような大手企業や有名企業は情報解禁が始まっていない段階です。
そのため、早期選考をしているような一部の業種に特別な思い入れがある場合を除いて、1月からスタートしたとしても他の就活生に追いつくことは可能。短期集中を意識して、効率的な就活を心掛けてみてください。
早期選考は終了していることも多い
企業によっては、優秀な学生を囲い込むために早期選考を実施している場合があります。ただし3年生の1月時点では、早期選考は終了していることも多いです。
間に合う企業があればもちろんエントリーして問題ありませんが、基本的には本選考での戦いになるつもりで対策を進めるようにしましょう。
選考が本格化する前の準備期間
3月1日の情報解禁を迎えると、一気に就活が本格化し始めます。このタイミングよりも前に就活準備をできるという点でいうと、1月は内定獲得に十分間に合う時期です。
選考が本格化すると、自己分析や就活の軸をゆっくり考える余裕がなくなります。将来のキャリアに悩んでいる場合は1月中に時間を取り、就活へのスタンスを決めてしまいましょう!
1月の就活で今すぐやるべきこと

続いて、1月の就活で今すぐやるべきことを紹介します。これから就活をスタートさせる場合は、この後の行動がとても重要。
以下のポイントを押さえて、効率的に就活をすすめるようにしてみてください。
- 就活の軸を策定
- 綿密な自己分析
- 企業や業界の研究
- 企業説明会への参加
- OB・OG訪問
- インターンシップへの参加
- 項目ごとにESを作成
- 短期集中でWebテスト対策
- 面接の準備と練習
- 就活用のアイテムを準備
綿密な自己分析
就職活動において自己PRをするには、自分がどのような企業に入りたいのか、どのように働きたいのかを把握する必要があります。
「自分のしたいこと」や「自分に向いていること」を見つけるためのステップとして、自己分析が重要です。
自己分析が十分にできていると、エントリーシートや面接において必要な志望動機も具体的に説明できます。
十分な自己分析に基づく文章や発言には説得力が生まれるため、企業に思いが伝わりやすくなるでしょう。
企業や業界の研究
同じ業界の企業であっても、企業ごとに社風や仕事内容は異なります。
自分が興味がある仕事を見つけたら、それに沿って業界や企業を調べましょう。
興味がある業界について入念に調べることで、自身の強みや価値観を活かして働ける企業を見つけやすくなります。
数ある企業には仕事内容が希望に合致していても、企業理念や社風が受け入れられないというケースもあるでしょう。
仕事内容だけではなく企業の特色についても比較検討し、自分の価値観とマッチする企業を探すことがおすすめです。
就活の軸を策定
自己分析と企業研究がある程度できたら、その結果をもとに自分が就職活動で何を優先したいかをを言語化します。
「どのように働きたいのか」「働くうえで何を実現したいのか」を具体化することで、その後の就職活動でどのように動くかが明確になり、効率的な就職活動につながります。
また、この段階では家族や同級生など、他人の意見を聞くこともおすすめです。
キャリアセンターや就職エージェントなどからアドバイスをもらってもよいでしょう。
企業説明会への参加
1月の段階では、多くの企業が企業説明会を実施しています。選考を受けたい企業をリストアップして、積極的に企業説明会に参加しましょう。
志望業界や気になる企業が定まっていない場合は、合同説明会や就活イベントに参加するのもおすすめです。
OB・OG訪問
業界や企業について知るためには、すでに希望の業界で就職している人や就職活動を終えた人の生の声を聞く機会があるとよいでしょう。
OB・OG訪問は、志望業界や就職活動全体への理解を深めるために有効です。
アポイントを取るときはキャリアセンターやSNSなどを活用し、就職活動を終えて働いている人から話を聞きましょう。
ここで得た具体的な話を聞いて記録すると、志望動機や面接においてアピール材料になります。
訪問後にはお礼のメールを送り、よい印象を残すようにしましょう。
インターンシップへの参加
3年生の1月になるとほとんどの長期インターンシップは受付を終了していますが、短期や単発のインターンシップであれば募集していることがあります。
企業説明会よりも業界や企業について深く理解できるチャンスなので、間に合うインターンシップがあればぜひ参加してみてください。
項目ごとにESを作成
選考が本格化すると、書類作成や面接対策に追われて忙しい毎日が始まります。比較的時間の取れる1月のタイミングで、テンプレートとなるESの文章を項目ごとに準備しておきましょう。
- 自己紹介
- 自己PR
- ガクチカ
- 長所・短所
余裕があれば、「200文字の場合」「400文字の場合」といったように、さらに文字数ごとに作成しておくことで書類作成がぐっと楽になります。
ただし、作成した文章をそのまま使い回すと、印象が薄くなってしまう可能性があるため要注意。実際にESや書類を作成するときは「企業の求める人材」も意識して内容を推敲するようにしてください。
短期集中でWebテスト対策
Webテスト対策が1月時点で済んでいない場合は、短期集中型で一気に対策するのがおすすめ!Webテストにはいくつか種類があるため、志望企業が採用しているWebテストを中心に対策するのがポイントです。
解き方や解答のコツを押さえてしまえば一定水準の得点は狙えるので、過去問や公式テキストを解いて対策しましょう。
面接の準備と練習
就活中、面接は必ず経験する避けて通れない関門です。
そのため、面接対策はどのような業界に就職する場合でも、非常に重要だといえます。
本番で緊張して考えた返答を飛ばさないように、準備と練習を欠かさないようにしましょう。
また、面接時には回答内容だけではなく、態度や表情なども評価点にされています。
そのため、就活エージェントや家族、OB・OGなどにフィードバックをもらいながら、面接に臨む姿勢全体を見て対策することが重要です。
就活用のアイテムを準備
就職活動では、普段の学生生活では使う機会のない衣服や道具なども準備しなくてはなりません。
リクルートスーツやネクタイ、靴や鞄などはもちろん、スケジュール帳や就活ノートなども早めに用意するとよいでしょう。
就活に最低限必要といわれる道具は、以下のものです。
スーツ:紺・黒・ダークグレーなど派手すぎないもの
シャツ:白が一般的
ネクタイ(男性の場合):無地やストライプが一般的
靴:スーツに合うもの
鞄:A4の書類が余裕で入るもの
腕時計:時間の確認に必要
手帳:面接中に取り出す場合もあるため派手すぎないものを
クリアファイル:書類を折らないために必要
大学4年の1月でも就活が終わらない場合
2025年卒の人の内定取得状況は、株式会社リクルートによる調査では、12月1日時点で96.6%、3月卒業時点で98.8%です。
大学4年生の1月時点で内定が出ていないと、焦ってしまう人も多いでしょう。
ここでは、大学4年生の1月に内定がない場合にすることを紹介します。
内定が出ない原因を追及する
就職活動でなかなか内定が出ないときは、合格できない原因となっている部分を明らかにする必要があります。
内定が出ない理由が書類にあるのか、面接にあるのかで、行うべき対策は変わるためです。
また、自己分析が不十分な場合は、書類作成や面接対策よりも前の段階から就活の軸について見つめ直さなくてはならないでしょう。
キャリアセンターに相談したり、周囲の人に書類や面接練習の様子を見てもらったりして、何が原因なのかを突き止めることがおすすめです。
就活の軸を見直す
就活の軸を固めすぎると、受けられる企業が少なくなります。
なかなか内定が出ない人は、理想が先だって視野が狭くなっている可能性があるため、就活の軸を見直して応募する業界や企業の幅を広げることがおすすめです。
就活の軸を決め直すときは、自身が働くうえで求めることについて、優先順位を決めましょう。
妥協できる点と譲りたくない点を分けて、妥協してもよい点については条件を緩めて応募先を検討し直すことがおすすめです。
就活サービスを利用する
これまでに就活サービスを利用せずに就活をしていた人は、内定が出ない状況になったら利用を検討してもよいでしょう。
就活サービスとは、就活エージェントやスカウトサービスなど、就活をサポートしてもらえるサービスのことです。
就活エージェントを利用して相談すると、就活について幅広い知見を持つ立場から助言がもらえます。
また、スカウトサービスを利用すれば、自分では探しきれなかった企業からスカウトが届き、視野が広がる可能性があります。
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就活は1月からでも間に合う!短期集中型で対策に取り組もう

大学3年生の1月は多くの就活生が就活をスタートしており、これから就活を始める時期としては遅めです。しかし本選考が本格化する前のタイミングなので、努力次第で志望先の企業の内定を勝ち取るチャンスは十分あります。インターンシップや企業説明会に参加しつつ、ESやWebテストの対策も効率重視の短期集中型スタイルがおすすめ。本記事で紹介したポイントを参考に、これから就活を始める場合は今すぐ行動に移しましょう!