自己PRでチームワークが評価されるポイントとは?伝え方や例文を紹介

面接で自己PRをする際に、チームワークについてアピールしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

しかし、チームワークをアピールして評価されるの?効果的な伝え方は?と疑問に感じる点も多いことでしょう。

本記事では、チームワークをアピールした際に、企業が評価するポイントについて解説します。

上手な伝え方や例文も紹介するため、自己PRでチームワークをアピールしたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

もくじ

チームワークを自己PRする際に企業が評価するポイント

企業の採用担当者は、自己PRを通して学生のさまざまな面を見ています。企業側の意図を理解してポイントを押さえることで、的確な自己PRが可能です。

ここでは、自己PRでチームワークをアピールする際の評価ポイントを解説します。

チーム内での役割

一口にチームワークといっても、チーム内での役割はさまざまです。メンバーを引っ張るリーダータイプや縁の下の力持ちタイプなど、貢献の仕方は人それぞれ異なるでしょう。

企業は、応募者がチーム内でどのような役割を担うタイプの人物なのかを知りたいと考えています。

どのような形でチームに貢献する人物であるのかを知ることで、自社でどのように活躍できるかを確認する目的があるでしょう。

チームワークを発揮した経験例

実際にチームワークで発揮した経験を例として挙げることも大切です。

  • チームで成果を出した経験
  • リーダーシップでチームをまとめた経験
  • チーム内の問題を解決した経験

など、発揮した能力によってチームによい影響が与えられた経験を紹介しましょう。

その際、結果だけ伝えたのでは説得力を持たせられません。具体的なエピソードを盛り込んで、効果的なアピールにつなげましょう。

チームワークの活かし方

企業側は、チームワーク力が仕事でどのように活かせるかを知りたいと考えています。自分にとってチームワークとは何か、大切にしていることは何かなど、自分の考えを伝えることが大切です。

具体的に業務でどのように活かしたいと考えているか伝えることで、適性があると評価されます。

そのためには、志望企業への理解度を深めておくことが大切です。説明会やホームページなどを通して、企業研究を重ねましょう。

自己PRでチームワークを伝えるときのコツ

チームワークについてアピールするときは、伝え方のコツを押さえておくとよいでしょう。以下で紹介する3つのポイントを意識して伝えることで、より効果的なアピールにつながります。

自己PRが伝わりやすい文章構成を考える

面接で回答する際は、文章構成も重要なポイントです。内容が伝わりやすく、相手に理解してもらいやすい構成を考える必要があります。

  1. 自分のアピールポイント
  2. チーム内における自分の役割
  3. チームに貢献した具体的なエピソード
  4. 仕事での活かし方

まずは、結論となる自分のチームワーク力を述べることです。面接官にイメージを持ってもらえるよう上手く伝えるためには、結論から述べるとよいでしょう。

次に具体的なエピソードを話しますが、長々と話さず簡潔にまとめることがポイントです。チーム内での役割と、能力を発揮してチームに貢献したエピソードを、簡潔にまとめて話しましょう。

最後に、入社後活躍する姿をイメージしてもらえるよう、仕事での具体的な活かし方を話して締めくくります。

チームワーク力を適切な言葉に言い換える

チームワーク力があることを伝えるためには、適切な言葉に言い換えた方が伝わりやすい場合もあります。

チーム内での役割は人それぞれ異なっていたり、大切にしていることもさまざまです。自分に合った表現や、伝えるエピソードを具体的にイメージできるような言葉に言い換えることを検討しましょう。

チームワーク力の言い換えに適した表現例は以下の通りです。

  • リーダーシップがある
  • 傾聴力がある
  • ムードメーカーとしての役割を担っている
  • 人と力を合わせた作業が得意
  • 協調性がある

企業にマッチした自己PRをする

自己PRをするときは、志望企業にマッチした内容にしなければなりません。企業の求める人物像に合ったチームワーク力をアピールすることで、自社とマッチ度の高い人材と判断されるでしょう。

企業側の求める人物像とかけ離れた、的外れのアピールにならないよう、志望企業がどのような人材を求めているかをしっかり理解することが重要です。

チームワーク力が伝わる自己PRの例文

OKな例文

私の強みは、チーム内でリーダーシップを発揮できるところです。学生時代バレーボール部でキャプテンを務めた経験があります。前年惜しくも出場できなかった全国大会への出場を目標にし、私はキャプテンとしてチームを引っ張るために、選手ひとりひとりに合った練習内容を考えました。副キャプテンやほかの部員とも相談しながら、それぞれの選手が目標に向けて力を伸ばせる練習にした結果、全員が実力を伸ばして試合に臨め、全国大会出場の目標を果たしました。入社後も、チームでのプロジェクトでリーダーシップを発揮できる機会があれば、チームワークを活かして貢献したいと考えています。

明確な目標を設定し、それに向けてどのような努力や工夫でチームに貢献したのか、具体的なエピソードを添えることでイメージがしやすい例です。

最終的に得られた成果と、仕事での活かし方を伝えているので高評価につながるでしょう。

NGな例文

私の強みは、チームワークを発揮して協力できるところです。学生時代、飲食店のアルバイトで大人数の団体予約が入り、人手が足りず料理の提供にとても時間がかかりお客様を待たせてしまったことがあります。忙しいなかで料理や飲み物を提供したり片づけをしたりと、普段よりも業務量が多くて大変でしたが、ほかのアルバイトと協力し合って、無事注文をさばききりました。この経験から、私はチームワークの大切さを学びました。円滑に人とコミュニケーションをとることも大切だと実感し、コミュニケーション力の高さを活かして周囲と協力しながら仕事をしたいと考えています。

チームワークを発揮した具体的なエピソードに欠けていて、どのように協力し合って問題を解決したのかが伝わりません。「大変だったが頑張って乗り越えられた」だけでは、強みとしてはアピール不足です。

また、チームワークをPRしたいのか、コミュニケーション力をPRしたいのかが上手く伝わらないため、アピールポイントを明確にした自己PRを作るよう意識しましょう。

「REALME」でチームワークを強みとした自己PRが作成できる

AI面接の「REALME」を活用すれば、チームワークを強みとした自己PRの作成に役立ちます。自分の強みや弱みを客観視できるため、より効果的な自己PRが可能です。

志望企業の内定判定をエントリー前に確認できる

REALME」では、エントリー前に志望企業の内定判定を確認できます。合格ラインに到達した就活生の能力平均値と比較して、志望企業の内定率を判定できる仕組みです。これによってエントリーに最適なタイミングも分かり、内定率の向上を目指せます。

自己PRにつながる客観的な自己分析を実現

REALME」では、AIによる客観的な自己分析を実現しています。チームワークをアピールするためには、自分の客観視が大切です。AI面接では14項目のフィードバックが受けられ、第三者からの視点による客観的な分析が可能です。より説得力のある自己PRの作成につながるでしょう。

志望企業の最終選考に進んだ就活生の回答例をチェックできる

REALME」なら、志望企業の最終選考まで進んだ就活生のESや、面接回答例・自己PRをチェックできます。

志望企業の最終選考に進んだ学生が、どのような回答をしたのか閲覧できるため、自分の回答と比較して作成できます。

選考通過に向けてチームワークを自己PRに活用しよう

リーダーシップや協調性など、仕事をするうえでチームワークを求められる場面は多々あります。そのためチームワークのある人物を求める企業も多いでしょう。

選考通過して志望企業の内定を獲得するために、自己PRでチームワークを活用してみてはいかがでしょうか。今回紹介したコツを押さえて作成すれば、企業からの高評価につながります。ぜひ参考にしてみてください。

もくじ