就活で必ず聞かれる自己PRは、評価を左右する大切なポイントです。
本記事では、他の就活生と差別化できる自己PRの例文をタイプ別に紹介します。
構成や伝え方に迷っている方は、例文を参考に自分の魅力が伝わるPRを作成してみてください。
【長所や強み別】自己PR例文集
自分の長所や強みをもとに、自己PRを書くときに参考になる例文を紹介します。
まずはアピールポイントを伝え、その根拠となる具体的なエピソードを紹介しましょう。
強みや長所は言い換えて伝えると、より魅力的な表現が可能です。
行動力 | 忍耐力 |
思いやり | 好奇心旺盛 |
探究心 | 冷静 |
傾聴力 | ホスピタリティ |
粘り強さ | 素直さ |
チャレンジ精神 | 集中力 |
適応力 | 主体性 |
共感力 | コミュニケーション能力 |
責任感 | 気配り |
柔軟性 | 前向き |
継続力 | 分析力 |
観察力 | ポジティブ |
提案力 | マルチタスク |
誠実さ | 積極性 |
課題発見力 | 相手の立場に立って考える |
【エピソード別】自己PR例文集
学生時代の経験をもとにした自己PRの例文を紹介します。
まずは、どのような経験をしたかを述べ、その経験によって得られた成果を具体的に伝えます。
最後に、得られた成果や結果を入社後にどのように役立てるかを示すと効果的です。
【業界別】自己PR例文集
志望する業界や職種に合わせて自己PRを作る際は、入念に企業研究をおこないましょう。
企業は有能な人を求めているのではなく、企業にマッチした人材を求めています。
自己PR作成前に、求められる人物像を理解することが、受かる自己PR作成のポイントです。
【文字数別】自己PR例文集
企業によっては、面接やエントリーシート(ES)に文字数制限を設けている場合も。
100文字、200文字以内の場合は、簡潔に表現する力を見極められています。
また600文字、800文字の場合は、文章力や論理的思考術があるかをチェックされています。
求められていることを把握し、文字数に合わせた印象的な自己PRを作成しましょう。
【形式別】自己PRの例
自己PRは、形式を指定されることも少なくありません。
最近は自由形式・動画・パワポなどの自己PRを求められることもあります。
予想外の形式でも、自分の魅力を伝えるためのポイントと作り方のコツを紹介します。
自由形式の自己PR
自由形式とは、表現方法に決まりがない自己PRのこと。代表的なパターンとしては、A4サイズの用紙1枚で自己PRをしてください、というものです。イラストや表などを使っても問題ありません。
企業側は、自由形式の自己PRを通して発想力やセンスをチェックします。そのためレイアウトを工夫したり、キャッチコピーを取り入れることが効果的です。
ただし文字が読みにくかったり、見た目重視で中身が薄いのはNG。自分の強みをアピールするという目的を忘れずにデザインすることが重要です。
https://hr.ababa.co.jp/article/self-pr-free-form
ひとことで伝える自己PR
面接では「自己PRを一言で簡潔に述べてください」と言われることもあります。その場で焦らないように、事前に用意しておきましょう。100文字から200文字ほどで作成し、話すときは30〜40秒ほどで伝えることを意識してください。
効果的な方法として、強みと強みの説明を一緒に伝えましょう。自分の強みをなかなか上手にまとめられないときは、REALMEのAI面接を活用するのがおすすめです。面接結果から、自己PRの模範解答が作成できます。
https://hr.ababa.co.jp/article/self-promotion-word
パワポで作る自己PR
パワーポイントを使ったプレゼン形式で自己PRを求められるケースもあります。企業はプレゼン形式を取り入れることで、伝える力や構成力、資料作成のスキルをチェックしています。
制限時間は2〜5分が一般的。フォーマットを指定されたら遵守しましょう。1スライド1メッセージが基本のため、情報を詰め込みすぎないことがポイントです。
また資料作成とともに、発表の練習も繰り返しおこないましょう。どんなに資料の完成度が高くてもプレゼンがボロボロだと低評価につながります。
https://hr.ababa.co.jp/article/self-pr-powerpoint
動画で作る自己PR
動画を使った自己PRは近年多くの企業で取り入れられている手法です。企業は動画を通して、学生の話し方や雰囲気を確認し、自社とのマッチ度を判断しています。動画を作成する際は、まずは強みを伝え、強みの根拠となる具体的なエピソードを添えましょう。
その後、強みを入社後にどのように活かせるかを伝えることがポイントです。笑顔を意識して、ゆっくりハキハキと話すと、好印象につながります。またカンペを見ながらの撮影はバレるため、台本を覚えてから撮影に臨みましょう。
https://hr.ababa.co.jp/article/self-promotion-video
自己PRの例文についてのよくある質問
自己PRの作成中に、なかなか手が進まないこともあるかもしれません。とくに就活の定番質問は似たものも多く、どのように区別するか悩むことも少なくないでしょう。
就活生が自己PR作成で悩むポイントや、よくある疑問点をまとめたので参考にしてください。
自己PRと強みの違いは?
強みとは個性や生まれ持った能力、スキルを指す言葉です。忍耐力がある、柔軟に考える力があるという特性が挙げられます。
自己PRも強みを伝えるもの、という認識で間違いないですが、就活においては入社後にどのように貢献できるかをアピールすることが求められます。自分を雇うことで、企業にとってのメリットがあることを伝えることが重要です。
面接やESでは、両方聞かれるケースもあるでしょう。焦らないように複数のエピソードを準備しておくと安心です。

自己PRとガクチカの違いは?
自己PRとガクチカでは、企業が見極めたいポイントが異なります。
ガクチカでは、学生時代の経験を通して物事にどのように取り組んできたかをチェックすることが多いです。課題に対してどのように行動したのか、というエピソードから仕事への適性を確認します。
一方、自己PRの強みやアピールポイントでチェックされるのは企業とのマッチ度です。自社で活躍できそうな人物か、社風にマッチするかを見極めています。
それぞれ特徴が異なるため、差別化して対策しましょう。
https://hr.ababa.co.jp/article/self-promotional-difference
自己PRの深掘り質問の答え方は?
面接は基本的に、深掘り質問をされる前提で臨むと良いでしょう。理由として、企業は深掘り質問を通して自己PRの信ぴょう性や、応募者の本質を見極めます。深掘り質問に答えられないと、自己分析が浅い、熱意がないと思われ低評価につながるからです。
自己PRを作成する際は、質問に対応できるようにエピソードを掘り下げましょう。WHY・WHAT・HOWに答えられるようにすると、本番でも焦らずに答えられるようになります。
https://hr.ababa.co.jp/article/self-pr-fukahori
自己PRはどのように締めれば良い?
自己PRの締め方は印象を左右するほど重要です。熱意が伝わるように、下記の2つのいずれかを取り入れましょう。
- 企業にどのように貢献できるか
- 意欲の高さ
例えば「私のこの〇〇という強みを生かして、貴社の〇〇(業務内容など)で活躍したいと考えております。」のように、強みとともにどのように貢献できるかを伝えるのも効果的です。
「〜かもしれません」などの中途半端な終わり方だと説得力がないので、しっかりと言い切ることも大切です。

AI面接「REALME」で自己PR例文を手に入れよう!
自己PRは面接でもエントリーシートでも、よく聞かれる定番質問のため、早めの対策を進めましょう。自己PR作成に便利なツールとしてご紹介したいのが「REALME」です。ツールを取り入れ、大切な時間を効率良く使い、賢く就活を進めましょう。
14の質問に回答するだけで模範回答集が作成可能
「REALME」で模擬面接をおこなうと、回答に合わせて自己PR・ガクチカ・強み・就活の軸の模範回答が作成されます。
回答集は、先輩就活生のデータをもとに作られるので、ESや面接対策にそのまま利用可能。効率的に準備を進められます。
AI面接の結果をもとに具体的な改善例も提示してくれるので、自己PRの添削としても活用可能です。
隠れた価値観や強みが見つかる
自己分析が苦手、分析結果に不安があるというときにも「REALME」が役立ちます。
約20分のAI面接の結果をもとに、客観的な自己分析が可能。自分でも気づかなかった強みや価値観、弱みを可視化できます。
分析した強みや価値観をもとに自己PRの模範回答を提案してくれるので、自己PR作成がスムーズに進められます。
あなたにマッチする業界や企業がわかる
「REALME」のAI面接で可視化された強みや弱みをもとに、あなたにマッチした業界・職種を確認できます。
新卒採用を行っている約38,000社の中からピッタリの企業を絞り込むことが可能。エントリーする企業に迷っている、自分の強みを活かせる企業が見つからない、マッチする企業がわからない、というときの判断材料になるでしょう。
自己PRの例文をもとに差別化できる回答を用意しよう
自己PRは意欲や熱意、マッチ度をアピールできるチャンスです。自己分析と企業研究をおこなった上で、企業にとってメリットとなるアピールポイントを絞り込みましょう。
その上で、例文に自分の経験やエピソードを落とし込むことで、効率的に差別化された自己PRが完成します。
自信をもって伝えられるように、深掘り質問にも対応できるようにしておきましょう。根拠が明確な自己PRを用意することで、本番でも焦らずに回答できるようになります。